今回ご紹介するのは明治のトップ金工、加納夏雄の目貫、( 第27回重要刀装具 )です。(1828~1898 幕末から明治時代に活躍した金工) 寿老人と蓑亀がモチーフのこの目貫は直径約1.5センチ。 1円玉の直径が2センチであることと比較するとこの作品の大きさが良くわかると思います。 江戸時代…
今回ご紹介するのは長曽祢興里作、龍透図鐔です。 虎徹といえば刀が新刀の横綱として東の虎徹、西の助廣としてよく知られていますが、 その虎徹が長曽祢興里として作った鐔になります。 虎徹の鐔は大変数が少なく、貴重なお品です。 [clink url="https://www.instagra…
「第二回日本刀の美」展盛況にて閉幕 第二回日本刀の美特別展が先週末御成門にある東京美術倶楽部にて開催されました。 今回ご要望が多かった刀装具の展示数を増やしました。 また手にとってじっくりご覧いただけるようディスプレイを工夫したため、ゆっくり味わいながら鑑賞なさるお客様が多くいらっ…
第25回重要刀装具 蓮花図小柄 無銘:平田道仁 こちらの蓮華図小柄は、桃山芸術の豪華美を七宝の技を以て刀装具に表した京都出身の工人平田道仁によるものです。平田道仁は通称を彦四郎といい京都に住んでいましたが、豊臣時代にすでに彫金工兼七宝工として活躍していたと思われます。 慶長16年(1611)に徳…
名品を味わう【重要刀装具】無銘:楽寿|雨龍透渦巻文散大小鐔 こちらの大小鐔は肥後金工:細川家旧蔵と伝えられている肥後金工・神吉楽寿の鐔です。 楽寿は江戸時代後期から明治時代の金工で細川家に仕えておりました。楽寿の祖父・忠光の時に藩命により林家の秘伝一式を相伝し、それ以降神吉一家は春日派(林派…
第59回重要刀装具:寿老人図鐔 銘:叟寿良 第59回重要刀装具、寿老人図鐔、孔叟寿良【1829年(文政12年)生】は東龍斉清壽門下の逸材で江戸趣味豊かな技法を承継した人物です。 この鍔に描かれている寿老人は身の丈三尺、白い髭がたれ下がり長い頭の老人で、杖と経巻を持ち玄鹿(げんろく)を伴ってい…
重要刀装具 祇園社頭大森彦七図大小鐔 第35回 重要刀装具 江戸時代中期 堀江興成 鐔詳細 作品名 祇園社頭大森彦七図大小鐔 寸法 縦長さ8.4cm 横長さ 8.1cm 耳の厚さ 0.45cm 材質 赤銅、 技法 磨地、髙彫色絵、象嵌、薄…
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